目的および事業
設立目的
名古屋清港会は、名古屋港や堀川、新堀川、中川運河の水面に浮かぶゴミを取り除き、ゴミの投げ捨てを防ぐ活動を行っています。この活動を通じて、港の美しさを保ち、船が安全に航行できるようにし、地域の衛生環境を向上させることを目指しています。
主な事業
目的を達成するために、4隻の専用の船を使って、名古屋市、東海市、知多市、弥富市、飛島村地先と、これらに接する港や川(港湾区域内)の水面清掃を行います。
作業内容
清 掃
清掃作業は、3隻の清掃船と1隻の運搬船を使って、名古屋港や堀川、新堀川、中川運河の水面に浮かぶゴミを集めます。清掃船でゴミをコンテナに回収し、それを各基地で陸にあげて集めた後、専用トラックで名古屋市が指定した処分場へ運び、処分しています。
また、秋には7日間にわたり、堀川、新堀川、中川運河の沿岸の利用者の協力を得て大規模な清掃を行います。
原因者がわからない油の流出については、名古屋海上保安部や港湾管理者の指導を受けて、処理を行っています。
大型漂流物除去等
港湾管理者から委託を受けて、大型の漂流物を集める船を1隻使い、土日祝日や悪天候の日を除いて毎日、港を巡回しています。一般の方からの通報を受けて漂流物を回収し、海上の仮置き場に一時保管します。その後、一定の期間をおいて陸揚げし、処分しています。
会員および役員
会 員
名古屋港及び港に接続する河川沿岸に居住し、水面を利用する者、または本会の趣旨に賛同する者で構成されております。
役 員
会長
1名
副会長
3名以内
常務理事
1名
理事
15名以上20名以内(会長、副会長及び常務理事を含む)
監事
2名
顧 問
元名古屋清港会会長
参 与
名古屋港管理組合専任副管理者、名古屋市環境局長、愛知県建設局長、東海市長、知多市長、弥富市長、飛島村長
施設
土地および建物
用 途 | 所在地 | 面 積 | 備 考 |
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事務所及び船舶基地 | 名古屋市港区作倉町1番95号 | 984.95㎡ | 名古屋港管理組合より無償借受 |
作倉作業基地 | 名古屋市港区作倉町101番地 | 991.48㎡ | 〃 (含護岸敷) |
中川作業所 | 名古屋市港区中川運河南幹線11号地以南 | 159.48㎡ | 〃 (土地) |
漂流物仮集積所 | 東海市新宝町25の地先水面 | 300.00㎡ | 〃 |
船 舶
船 名 | 総トン数 | 型 式 | 建造年月 | 集積能力 | 備 考 |
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清港丸 | 19.0㌧ | ディスフローター | 平成13年3月 | 20m3 | 名古屋港管理組合より無償借受 |
あゆち | 14.0 | ディスフローター | 平成元年10月 | 12 | 〃 |
きよかわ | 4.9 | 曳船兼用清掃船 | 昭和61年2月 | 3 | 〃 |
そうかい | 7.9 | 大型漂流物収集船 | 平成24年3月 | 5 | 〃 |
運搬船 | 無動力船 | 昭和61年2月 | 30 | 〃 |
起重機
型 式 | 種 別 | 設置場所 | 建造年月 | 用途 | 備 考 |
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ジブ・クレーン | 2.8トン捲 | 作倉作業基地 | 昭和58年1月 | 塵芥陸揚げ用 | 名古屋港管理組合より無償借受 |
デリック・クレーン | 1.0トン捲 | 中川作業所 | 昭和40年3月 | 〃 | 〃 |