南陽小学校の5年生に海と川のゴミをテーマにした出前授業を実施しました
名古屋清港会では、小学生4~6年生向けに海ごみ問題をテーマにした出前講座を実施しています。
この講座では、ごみの回収活動や海洋ごみが生物に及ぼす影響についての説明を中心に行い、参加者との質疑応答を通じて、ゴミが発生する原因を考え、自分たちの港や川をきれいに保つためにできることや取り組むべきことを一緒に考えるプログラムです。
6月6日、名古屋市港区の南陽小学校の5年生を対象に、出前講座「みんなで港や川をきれいにしましょう」を開催しました。この講座では、私たちが2021年に海と日本プロジェクトと協力して作成した動画「海のごみってどうすれば減らせるの? 海と日本プロジェクト」を上映。海洋ごみ問題の深刻さと、海のゴミが海に生息する生き物たちにどのような影響を与えるのか、私たちにできることは何かなど、クイズ形式で小学生に考えてもらいました。
また、実際に清港会で回収したレジカゴを見せ、海の波や岸壁に擦り付けられて欠けてしまい、最終的にはマイクロプラスチックになる様子を実物を通じて実感してもらいました。
参加した5年生たちは熱心に質問を投げかけ、どれぐらいのゴミが出るか、一番危険なゴミが何か、一番多いゴミは何かなど、より理解を深めていきました。
この出前講座は、今後も地域の小学校を訪れながら継続して行っていく予定です。