令和3年度河川大清掃が始まりました
今年度も名古屋市内を流れる堀川、新堀川及び中川運河の大清掃が行われています。
(共催)名古屋水上交通組合、(公社)名古屋清港会
(後援)名古屋市、名古屋港管理組合、名古屋木材青壮年会
今年度の河川大清掃
河川大清掃の初日である、令和3年10月20日(水曜日)午前8時45分、名古屋木材会館にて、令和3年度河川大清掃出発式が行われました。昨年に引き続き、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、例年よりも規模を縮小して執り行われました。
出発式では、名古屋市環境局長、名古屋海上保安部次長、名古屋港管理組合専任副管理者から激励挨拶をいただき、 続いて、本会会長からの挨拶があり、ポート・オブ・ナゴヤ・アミティ・スタッフ2名より主催者代表へ名古屋市からの花束贈呈が行われ、閉式となりました。
出発式後は本会の清掃船「きよかわ」が、堀川の松重橋から尾頭橋までを清掃しました。
また、会場付近の街頭でポート・オブ・ナゴヤ・アミティ・スタッフ2名が宣伝用タオルを配布し、港や河川の浄化の大切さを市民に呼びかけました。
今年度、河川大清掃は10月28日(木)まで開催され、期間中の実績については、河川大清掃終了後に掲載します。
河川大清掃回収実績をご報告します。
堀川2.5㎥、新堀川0.5㎥、中川運河1.5㎥、合計4.5㎥でした。
もともと、河川大清掃は、戦後の昭和28年に木材業者を中心に再結成された「大名古屋港河川清掃衛生組合連合会」が、昭和29年から春と秋の年2回、自主的に開始した清掃イベントです。
堀川、新堀川及び中川運河の沿岸木材業者延べ150名の協力と船舶4隻を利用し、開始当初は10日間で約300㎥という多量の塵芥を回収しました。
しかし、関係各位のご協力及び啓発宣伝効果により市民の皆様の美化意識も向上し、近年では年ごとに塵芥回収量が減少し、開催時期も秋のみとなり、令和2年度の期間中の塵芥回収実績は約8.5㎥にとどまりました。
今年もこのイベントを実施し、更なる美化意識の向上に寄与していきます。