平成30年度河川大清掃が始まりました
今年も名古屋市内を流れる堀川、新堀川及び中川運河の河川大清掃が行われています。また、今年度は、「名古屋清港会」の設立60周年の年となります。これを記念して、10月16日には、例年実施している河川大清掃出発式に併せて、今後の清掃作業が安全に行えるよう作業安全祈願祭を、また、中川運河等で毎年増加しているへい死魚が鎮魂により減少するよう、へい死魚供養祭を執り行いました。
(共催)名古屋水上交通組合、(公社)名古屋清港会
もともと、河川大清掃は、戦後の昭和28年に木材業者を中心に再結成された「大名古屋港河川清掃衛生組合連合会」が、昭和29年から春と秋の年2回、自主的に開始した清掃イベントです。堀川、新堀川及び中川運河の沿岸木材業者延べ150名の協力と船舶4隻を利用し、開始当初は10日間で約300㎥という多量の塵芥を回収しました。
しかし、関係各位のご協力及び啓発宣伝効果により市民の皆様の美化意識も向上し、近年では年ごとに塵芥回収量が減少し、開催時期も秋のみとなり、平成29年度の期間中の塵芥回収実績は約13.5㎥にとどまりました。
今年もこのイベントを実施し、更なる美化意識の向上に寄与していきます。
河川大清掃の初日の平成30年10月16日(火曜日)午前9時30分、キャナルゲートエリアにて、河川大清掃出発式が行われました。
本会会長から挨拶があり、続いて、名古屋市副市長、名古屋市海上保安部次長、名古屋港管理組合専任副管理者から激励挨拶をいただき、最後に、ポート・オブ・ナゴヤ・アミティ・スタッフ2名より主催者代表へ名古屋市からの花束贈呈が行われ、閉式となりました。
出発式後は、係留している無動力船上で、作業安全祈願祭及びへい死魚供養祭を執り行いました。
また、会場付近の街頭でポート・オブ・ナゴヤ・アミティ・スタッフ2名と
本会の副会長兼常務理事と事務局長が宣伝用タオルを配布し、
港や河川の浄化の大切さを市民に呼びかけました。
今年度、河川大清掃回収実績をご報告します。
堀川5.0㎥、新堀川0.5㎥、中川運河2.5㎥(ボランティア+1㎥)、合計8.0㎥(9.0㎥)でした。